「五ヶ瀬町に、しだれ桜で有名なお寺があるんですがご存知ですか? 私、あそこの娘なんです」という寺本さんの自己紹介からスタートした第2回講座。

五ヶ瀬町出身の寺本さんは、高校卒業後に上京し、音楽活動を経て食の仕事に。現在はパーティーフードのプロデュースや食育などの分野で活動しています。

「震災以降、関東の人は食に敏感になっています。食材が、どこでどう育てられて、添加物は何が入っているのか。地方には、誰が作ったのかがわかる食材がたくさんあります。これは都会の人にとって大切な価値なんですよね。例えばタケノコという食材の名前だけではなく、どこの誰のタケノコなのかまで書いてあれば、安心して買うことができます」と、地方の食の可能性に触れた寺本さん。安心できる食材を求める方々の期待に応える上で、地方には商品力を高める努力が欠かせないといいます。

今回はここからシイタケパウダーを作るワークショップへ。寺本さんが開催しているぬか床ワークショップで旨味を足すために使用しているシイタケパウダーが好評らしく、商品化を望む声が多数上がっているのだそう。参加者はまず干しシイタケを味見。「そのままチップスにしても旨いわ!」という声も上がる中、次にシイタケを機械にかけてパウダーに。「真空パックなら保存もきくわね」「あえてシイタケの粒感を残してもいいかも!」など、意見が元気に飛び交いました。

午後にはぬか床ワークショップも実施。参加者からは質問が続々と投げかけられるなど、関心の高さが表れていました。シイタケパウダーはどうやら、商品化に向けて講座後も少しずつ動いているようですよ!

ゲスト:寺本りえ子さん(フードディレクター)